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スペーサ075

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お客様名 東京航空計器(4513)様 部品番号 1400-74740

汎用機にて加工
【材質】
SACM645
【用意】
●治具
PERMANETマグネットNoJG-003、三つ爪チャックJN09・KITAGAWAを平面ロータリより借りてくる。
●測定器
三点マイクロ、シリンダーゲージ、0.002インジケーター、ピンゲージ
●砥石 
Φ4電着砥石、WA砥石約厚み10mm位、
【寸法】
2-Φ5H70.00~0.012、Φ40.040-0.005~0.010、
【治具セット】
Vマグネットの上に三つ爪チャック※大きい(JN09-KITAGAWA)を平面より借りてきて、Vマグネット上にセットする。
Φ40リングゲージをV縦マグネット上にセットしテーブル左側に
セットする。(写真2)
【製品セット】
穴の内径を確認する。通常0.4位は取り代がある。
Φ5加工下穴を平行になるようセットし、インジケータにて平行出しを行う。その後Φ40.04内径をインジケータにて平行がでているかを確認する、でていない場合 Φ5加工穴とりきれる範囲で 少し動かす。 
【加工】
水をかけて加工
Φ5加工 Φ4砥石15mm出し、150位置付近、3000rpm、遊星回転160
チョップ1秒
Φ40.04加工 WA砥石 厚み10mm位の砥石を使用すると良い。
片方の穴(右穴からの場合)を+18.001の位置にセットし、0.1加工し反対側の穴(左穴)-18.001に合わせ0.1加工する。
加工後 穴 内径をシリンダーゲージ及びマイクロで測定する。
再度0.1ずつの加工を行い、測定をする。荒引き寸法に近ずいてきたら切り込み量を調整する、 荒引き寸法は、仕上げ寸法の0.02~0.03が良い、 仕上げ寸法まで加工量がありすぎるのもよくない。
寸法測定に不安がある場合は、0.1手前からダイヤルインジケーターをスピンドルにセットし、サイドにセットされたΦ40.0のリングゲージ内径を走らせ、加工した穴、内径の比較測定をしていく。
注意点として インジケーターの1目盛りが、2μであるので勘違いしないよう注意する。測定された寸法をもとに慎重に切り込み 仕上げ寸法までいれる。
【測定】
シリンダーゲージによる測定、このときは不良の製品をマスターとして使用し測定感覚を学ぶ、
インジケーターによる比較測定、Φ40リングゲージを左サイド、マグネット上にセットする。(写真4)
【加工時間】
2009.4.13・ 4H/4EA
【加工費】
¥18.000/1EA
【次工程】
検査にて三次元測定

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